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小野 洋輔
no journal, ,
プルトニウム燃料技術開発センター(プルセンター)のプルトニウム燃料第二開発室(Pu2)は、MOX燃料の製造技術開発のために建設されたが、当初目的を達成し、現在は廃止措置段階にあり、施設内のグローブボックスの解体撤去を進めている。放射性廃棄物の管理に関し、プルセンターでは通常、プルトニウムで汚染された廃棄物は発生施設において、専用の廃棄物容器に封入し、計量管理機器にて廃棄物容器中のPu量を確定させてから保管施設へと輸送する。グローブボックスの解体撤去に伴い発生する解体廃棄物についても、プルトニウムで汚染されているため、同様の管理が要求される。しかしながら、Pu2には解体廃棄物のPu量を確定させる計量管理機器が設置されていないため、保管施設へ輸送後、計量管理機器にてPu量を確定させている。輸送の安全管理上、輸送の前にはPu量を推定する必要があり、従来は表面線量率によってPu量を推定していた。本報告では、表面線量率によるPu量推定に代わる、Pu量簡易測定装置の開発について報告する。